1月29日「口腔機能の発達と身体発達」講座

1月29日は鹿児島で開催された講座に参加しました。
「口腔機能の発達と身体発達」というテーマで、講師は歯科衛生士の三木先生。
赤ちゃんの歯磨き教室、離乳食教室、食育の講座などなどされている方です。
別の講演会の様子(http://www.hocl.jp/より)

今回は離乳食の話、赤ちゃんの体の話、姿勢、咀嚼、噛み合わせ、運動、舌や顎の骨・筋の発達など
赤ちゃんの口腔と全身の発達についてお話しを聞くことができました。

色々な話の中で特に印象に残ったのは
舌の動きが悪い、上手く食べられない子
なぜ舌が前に出てこないのか?
・首の緊張が強すぎることで舌が動きにくくなっている
・普段から体幹を安定することができていないので、首から背中を緊張させ固定することで姿勢を保っている
・舌骨と首周辺のつながり

普段何気なく食べる・飲むということをしていますが
食べ物を一口かじって口の中に入れた瞬間、無意識に口の奥に送っている
舌の動き、口腔の動きはすごいと思いました。
大人でも首や肩に力を入れたままでは飲みこみにくい
口を開けたままでは飲み込めない
顎を上げたままでは飲み込みにくい
赤ちゃんの姿勢は?高齢者の姿勢は?
食べづらい・飲み込みづらいのは当然だと感じました。

噛むことも、普段の姿勢、呼吸、寝返りやハイハイなどの運動でも
各部位がきちんと働いて動いていれば良いのですが
筋の低緊張などによって、どこかを緊張・固定させないと動けない
それによって違う動きで代償する
その動きが習慣になる
悪い動作の習慣が拘縮や変形につながる
ひとつの動きが全身に、次の発達に影響してくる
また、他の機能や部位によってカバーするので、働いていないところがあっても分かりづらい場合がある

小さい時の食べ方、座り方、抱き方、姿勢などによって、こんなにも影響があるのだ
姿勢の悪さ、体のおかしさ、動かしづらさ
立つ前の身体・運動の発達の大切さ
口腔と全身、姿勢や動きの発達の関連など、とても分かりやすくお話ししてくださいました。

以下、メモしたこと

離乳食スタート目安 75%が月齢
・こどもを「観察する」ことが少なくなっている

離乳食開始が遅くなってきた
・何で遅らせているか?「何となく」
・原始反射が残っているからなど理由があるなら分かる
・問題があるが、遅くすれば何とかなるのではないかという期待→ならない

苦手な食べ物
・好みの問題ではなく、口の中で処理できないから苦手なのかもしれない

体の動きは脳の働きを映す鏡
うつぶせで顔を上げる、横を向く動き
仰向けで顎を引く 注視
反射の抑制
寝返り動作や頸の立ち直り反応の発達に影響
体を反らせる、手が抜けない
肩甲骨の自由度、足の動きと重心位置の変化
ハイハイの予測的姿勢制御
何で親指が使えないか 把握反射?

舌の前後、立体、左右運動
上唇・下唇の動き
ほおの動き
肩甲骨から舌骨の筋、動きの制限
舌が落ちると気道がせまくなる、口を開ける、口呼吸で酸素がとりこめなくなる

…など色々な話を2時間

歯の話だけでなく
こどもの口腔発達、それに関連する身体発達支援
もっとたくさんの人に聞いてもらいたい
また鹿児島で、大隅でもお話ししてもらえるようにしなくては
本当に良い研修でした。ありがとうございました。
また、5月には霧島で町村純子先生の講演があるということも教えてもらいました。
こちらも非常に楽しみです。
高橋

NPO法人健康づくりフォーラム
【ホームページ】http://www.hp-forum.jp/

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by hpf-tom | 2017-02-04 07:32 | Comments(0)