7月トレーニングについて①

さて、4月から平衡系トレーニングを中心にしてきました。
平衡(バランス)能力を育てる
転がる、回転する、揺れる、バランスをとる、バランスを崩す、バランスの再形成など

身体像(ボディイメージ)をつかむ
自分の身体の把握と操作
身体の位置情報
どこにあるか、どうなっているか

運動のイメージ
どう動くのか、どんな感覚か
視覚からの入力と運動イメージの理解
自分の動き・感覚のフィードバックと修正

要は
自分の身体に気づき(身体感覚をつかむ)
自分の身体を思ったように動かせるようにする(身体操作能力を高める)

そのためにトレーニングをしています。

動きの土台である
寝返り、ハイハイ
寝返りは骨盤や肩を捻って体を回転させます
腕や脚、そして頭、首の動きも伴った体の自然な回転
赤ちゃんの時に獲得するこの動きが、身体操作の大切な土台です。

スポーツで言われる「軸」
・軸があって良い動きですね
・あの選手は軸がしっかりしている

「軸」とは何ですか?

体の中心にある脊柱、これは皆あるのですが
「軸がある」選手と「軸がない」選手がいます

軸がある選手、軸がある動作とは?
背骨、骨盤といった体の中心部分から手足などの末端部へと力が伝えられているか
動きの基点、力の伝達

スポーツ選手であれ、小さいこどもであれ
体幹部から動き出して力を発揮し、末端に伝達して動いているのは同じです。
手足の力に頼らない動き
こどもであれば力がないからこそ、体の中心から全身をうまく使って動作する
それが「軸のある動き」

良い選手の手足の動きのしなやかさや巧みさに目がいき、こどもが小さなうちからその動作を目指すのは時期を考えなくてはいけません。
肘の動きや手の動き、膝の使い方
そこの動きを意識させたり、練習させたりすることは
せっかく体幹を目一杯に使って動いている、こどもらしい素晴らしい動作を駄目なものにしてしまう場合があります。

走る動作や投げる動作で
・手足に力が入っている
・手足の動き、力感が目立つ
・骨盤や肩甲帯が動かず手足だけ動いている動作
これらは良くない動作、求めたくない動作であり

このような動作をしている選手に対して
「力を抜け、リラックス」などと声をかけることがありますが
その場で力を抜こうと思っても
末端に力を入れないと動けない動作パターンになってしまっている
常に手足の動き主導、手足の力を使った動作が癖になってしまっている

体幹、骨盤、肩甲骨を使え!と言われても
普段から使っていない・使えないのだからできません。

そのままいくら練習しても
使えていないところはずっとそのまま
今使っている(頼っている)ところはさらに使う
しかも、身体中心部を上手に使った効率的な動きではなく
末端の部位の動きや力に頼った動作で効率が悪い
さらに大きなパワーを発揮できない上に、身体の局所への関節・筋肉等への負担もかかる
という状態になってしまいます

じゃあどうしたら良いのか?
どうしたら良い動作に変わりますか?

寝返りからしましょう。
ということです。
高橋

NPO法人健康づくりフォーラム
【ホームページ】http://www.hp-forum.jp/

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by hpf-tom | 2017-07-13 01:46 | 2017年度 | Comments(0)