7月トレーニングについて②
2017年 07月 13日
「7月トレーニングについて①」は教室内容から話が少し逸れました。
今回は最近の教室内容についてです。
寝返りを含めた体の回転
ズリバイ、ハイハイ、高這いなどの四足での動作
マット運動、平衡系運動を組み合わせたサーキット運動などなど
平衡系のトレーニングを多くしてきました。
転がる動きや手足で体を支える動き、走る動きなどがしっかりしてきましたね。
1、2年生の時から来ている子は特に成長を感じます。
ただ、一人ひとり
伸びているところ、もうひとつなところ
ぐんぐん良くなっている部分、なかなか改善されない課題
それぞれ違います。
急激に伸びる時期、成長が滞る時期、変わるタイミングもあります。
それぞれの成長、変化
トレーニングの効果
1か月後どうなるか、半年後、1年後もですが
5年後、10年後にどうつながるか
どんな意味があるか、どうなってほしいか
長期的視点から今すべきことを考える。
運動、トレーニングの面だけでなく、すべてですね。
トレーニングは平衡系ばかりではなく、ボールでのゲームやオニごっこ系の運動もしています。
その日の内容によりますが、走る・跳ぶ運動も結構な強度と量になっています。
ボール操作のトレーニングの割合はまだ少な目ですね。
7月に入り、かなり暑くなってきました。
体育館は本当に蒸し暑いです。
暑いのですが、7月はガンガン走りますよ。
6月は特に、マットでの平衡系運動を多めにしました。
こどもたちは結構きつかったと思います。
「いやだ~」「やりたくない~」という子もいます。
その場合、基本的にできる範囲で少しずつしていきます。
しかし、できるのにやらない、ちょっとがんばったらできる場合などは、その子によりますが、「がんばらせて」挑戦させます。
できてもできなくても、とにかく全力で取り組んでいる、夢中になってしているのはもちろんOKです。
高学年になると、する前から「できない、無理、やりたくない」等と言って全力で取り組まない場合が増えます。
これもその子によりますが
「できないできない言っていてもできるようにならない」
「できなくてもいいからやってみる、やってみるのが大事」
「やってみる、ちょっとずつできるようになるのがトレーニング」
「ちょっとでも自分が前よりできるようになったらOK」
だと考えていますので、がんばってもらいます。
得意不得意は人によって違います
苦手なもの嫌いなものがあるのは当然です
それぞれの個性を伸ばしてほしいと思います
が、
苦手なものはしなくてよい
嫌なことは避ければよい
やりたくない時はがんばらなくてよい
というのも違うかなと思います。
言葉だけで言うのは難しいですが…
さて、
「できないって言っていてもできるようにならないぞ」
「やってみなくちゃいつまでたってもうまくならないぞ」等と私が言っていると
言われていた本人が、他の子が「できない~」と言った時に
「できないって言っていてもできるようにならないよ」
「はじめはできなくてもいいからまずやってみるんだよ」と言うようになってきますね。
やはり普段からどんな声をかけているかは大事ですし、考え方なども伝わるのだなあと感じます。
ということで、平衡系トレーニングをがんばってきまして、
これから「走り」が増えます。
(※平衡系トレーニングは年間通して取り組みます。走るのも平衡系トレーニングになります。)
「走り」でトレーニングするのは、走能力自体も、もちろん鍛えるのですが
いわゆる「足を速くする」ということはメインのねらいではありません。
自分の身体への気づき
自分の身体が操作できるから
自分の身体の位置がわかるから
周りの人、物の位置や距離がわかる
自分の身体の近くから認知を広げていく
物の操作、空間の把握、相手の動き
センサー、ものさしである、自分の身体・自分の感覚
ここがしっかりしていなければ、
ボールの操作、距離、スピード、タイミングの把握も
オニごっこでも周囲の状況の把握や相手の動きの予測も
相手とやチームでのコミュニケーションも生まれません
オニごっこ系の運動を多くし、走り回りながら
自分の身体をつかむことと、それを周りや相手へと広げていけるようにします。
それと、暑くても、動ける。
思い切り走り回るのを楽しみながら、暑さに負けずに動けるようになってもらいたいですね。
これは当然体調面には気をつけながら
楽しみながらいつの間にか、となるように考えています。
高橋
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by hpf-tom
| 2017-07-13 02:36
| 2017年度
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