スポーツも音楽も同じ 推薦「最強のボイストレーニング」
2017年 06月 18日
寝返り、ハイハイ、顎ワークなど、人間の動きの進化の視点から体系立てられた「ナチュラリゼーション」という素晴らしいトレーニングを考案し、実践されています。
メルマガ「ナチュラリゼーション Ver.2.0 STEP BY STEP」
ブログを読むだけでも勉強になります。
胸郭や骨盤周辺の筋肉、横隔膜の働きが良くなることで、声が高音まで出るようになる。
カラオケ行く前にこのエクササイズするといいよ。(くの字・Sの字です)
コオーディネーションの先生も言われます。
呼吸も発声も喉だけでするものではなく、全身を使ってするもの。
首や顎の状態による口や喉の開きやすさ
姿勢による呼吸筋の働き
スポーツでも歌であっても、体の一部分だけを酷使するのではなく、
体の各部が滑らかにつながり、余計な力感なく動く、
これがパフォーマンスの高い動作であると思います。
歌って喉を痛める、スポーツで故障をするのは、使い過ぎ・オーバーユースということもあるのでしょうが、使い方の悪さによって過剰に負担がかかることにあります。
歌う前、スポーツをする前に、それができる体であるか。
体ができていない子に、野球の投動作ばかりさせたら故障するのは当たり前です。
小さいうちから様々な投動作に親しんでおくことは大切なのですが、その前に体の機能を発達させること、自分の体をきちんと使えること。
しっかりハイハイできない
手で支えられない
肩甲骨が動かない
腰と肩の動きが連動しない
ハイハイでできないのに、野球のボールを持った時だけできる訳がありません。
「体の軸ができてない・軸を使って動け」
寝返りでできていないのにできません。
「ボールのバウンドに合わせられない」
距離やリズム、時間と空間を把握する能力が伸びないとできません。
自分の動きのリズムをつかんでいないと難しいです。
その前に自分の体の位置がわかるか・感覚があるか。
学校の歌や吹奏楽の指導で
走る、腹筋背筋等の体づくりをされていることがあると思います。
いわゆる体力のない子たちにとっては、どんな方法であれ体を動かすことで、ある程度は効果が見られるでしょう。
しかし、本当に動く体、真の身体づくりとは、ただ走って筋トレをして鍛えればいいということではありません。
体育でも音楽の世界でも、人間本来の機能的な運動とはどういうものか、身体トレーニングについて関心が高まることを望みます。
「ナチュラリゼーション」は競技選手、音楽家の方から、スポーツ・音楽に取り組むこどもたちにとっても、素晴らしく役に立つものであると私は確信しております。
高橋
by hpf-tom
| 2017-06-18 09:54
| つぶやき2017年
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