水分補給・脱水、熱中症予防について

熱中症の予防について、水分補給にはスポーツドリンクなどがいいですか?と質問されることがあります。
水分補給の話しの前に、十分に睡眠をとっている、食事をきちんととっている、ということが大前提です。その上で、運動時には適切に休憩・水分補給をしましょうということになります。
(体調不良で睡眠不足、食事をとっていない状態で、暑い時に体を動かしたら、水分補給を適切にしても熱中症になりやすいです。)

状況によりますが、炎天下や蒸し暑い体育館で激しい運動を長時間するのでなければ、1、2時間程度の運動時の飲み物は水や麦茶で十分です。いわゆる「スポーツドリンク」や「塩分補給のあめ」などの摂取を推奨しているのを見ることがありますが、基本的には必要ありません。日常的な水分補給で「スポーツドリンク」という清涼飲料水を飲む必要もまったくありませんし、飲まない方がよいです。
また、激しい運動以外にも下痢や嘔吐によって脱水症状になってしまった場合の水分補給にはスポーツドリンクは不向きです。(糖分多すぎ、ミネラル少なすぎ)

【引用元↓】
豊田裕章(とよだひろあき)先生(大阪 豊田歯科)

①歯科関係者が、スポーツドリンクを語るときに、第一に注意しないといけないこと、が欠落しています。
スポーツドリンクは
むし歯・酸蝕になるけど熱中症・脱水対策に役立つ、
ではなく
むし歯・酸蝕になり補水効果が遅く熱中症・脱水対策にも不向きである 
    ↑
ここは一番に強調しないといけないことです。
熱中症・脱水対策に、スポーツドリンクは不適・不要です。
②エネルギー補給目的なら、糖質8%がめやす、この濃度では脱水改善効果遅く速やかな補水には全く向かない、
逆に経口補水液はブドウ糖2%で糖質少なめで、エネルギー補給に向かない、
補水とエネルギー補給をうまく兼ねることはできません。
③激しい運動や屋外作業など、多量の水分・電解質補給には経口補水液です、
スポーツドリンクは補給・吸収速度が遅く速やかな補給に優れることなどありえません。
④よって、頻繁にスポーツドリンクを飲まないといけない場面などありません。お間違いのないように!
美味しく感じるから頻繁に飲みたい人はいるでしょう。あるいは、高糖質ゆえ、飲めば飲むほどのどが渇き。よけいに飲みたくなること=危険はあります。
⑤スポーツ時に役立つスポーツドリンクとは、エネルギー補給目的の糖質8%くらいの飲物です。
スポーツ時でも補水目的で糖質4~7%の市販スポーツドリンクが役立つことは。ほとんどありません。
補水なら、脱水のレベルに応じて、水を飲むか、経口補水液を水で2倍に薄めて飲むか、薄めないで飲むか、この3つのパターンになります。
「むし歯の危険はあるけど、熱中症が怖いからスポーツドリンクを飲ませる」 ことがまったく見当違いであることを、きちんとご理解ください。
より詳しい解説と資料は、こちらをご覧ください↓
日本学校歯科医師会誌 記事
【引用終わり】

【過去ブログ】水分補給について(2017年のなのでリンク先などが古いかもしれません)



by hpf-tom | 2022-08-22 14:31 | Comments(0)

たかはしあきらの体育学校(叶夢叶夢プロジェクト・コオーディネーション運動教室)ブログ


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